ポニーキャニオン
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雑誌BRUTUSで、岩井監督が山口智子と組んだフォトショートストーリーがきっかけで結実した異色短編。
“強迫性緊縛症候群”という奇妙な神経症にかかった萌実と恋人由起夫の関係顛末記。
作品情報
日本のある風景、それはどこかの都市の近郊のような場所。倉庫を改造したと思われるアトリエに住む萌実(山口智子)と由起夫(豊川悦司)。
モノ書きを生業とする由起夫に、それを所在なげに見守る萌実だが、ある時から、彼女に“異常な"行動が見られ始める。ペットの亀を縛り、編み物をする自らの手を縛る萌実を危惧して、精神科医(田口トモロヲ)の診察を受けたところ“強迫性緊縛症候群"の診断を下された。アトリエの中はやがて、ロープで縛りつくされていくのであった。
安定、調和していたはずの二人の関係に新たに“縛る"という行為がもたらされたとき、なにが二人の間で変化していたのだろうか・・・。
95年ベルリン国際映画祭フォーラム部門NETPAC賞受賞作。
CAST
山口智子/豊川悦司/田口トモロヲ
STAFF
脚本・監督:岩井俊二
撮影:篠田昇
照明:隅田浩行
美術:細石照美
音楽:REMEDIOS
スチール:野村浩司
収録時間:本編47分
カラー:カラー
画面サイズ:16:9
面数:片面1層
リージョンコード:なし
映像圧縮方式:MPEG-4 AVC
音声:日本語 リニアPCM(オリジナル)
字幕:日本語
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